top of page

ウエストレス製法

「ウエストレス製法」とは、従来ゴム成形時に必ずといっていいほど発生する「バリ」を作り出さない、画期的な製法です。

同時に、製品の寸法精度も確保することができます。また、ゴム材料の前工程加工(シーティング、裁断・計量)の省略化や、ゴム成形後のバリ仕上げ作業が不要になる等、これらによるコストダウン効果は計り知れません。

ゴム材料の計量のバラつきのよる、不良品の発生原因を除去することも可能となります。 製品の高品質化とコストダウンの両立を図ることができる製法が、この「ウエストレス製法」です。

ウエストレス製法とは

バリを出さない

製造工程の省略化

材料ロスをゼロに

省エネルギーの推進

安定した高品質の確保
コスト削減

短納期の実現

ウェストレス製法
ウエストレス製法と従来のプロセス

ウエストレス(無駄なし)成型 + フラッシュレス(バリなし)成型   →  ウエストレス製法

◎ウエストレス成型

従来のトランスファー成型では、ショットごとにポットの加硫ゴムを廃棄しなくてはならず、ロスになっている。ロスを発生させないトランスファー成型がウエストレス成型

  1. ポット部を冷却、温調して材料ゴムを未加硫状態に。ロスの低減。

  2. ポット部が未加硫状態のため、材料ゴムは5~10ショット分ポットに投入できる。よって裁断・重量測定行程が不要となる。

  3. 成形機の歪みをポット部の未加硫ゴムで吸収し、熱盤の平行精度が良くなり、フラッシュレス成型が可能になる。

  4. バリなしにすることでバリ厚の影響がなくなり製品寸法精度が安定する。

◎フラッシュレス成型

「フラッシュレス成型」とは金型PL面の面精度を上げ、エアー・ガス逃げ溝を設けウエストレスと組み合わせてバリの発生なくする成型。

  1. 社内の金型設計課によるVA/VE・フラッシュレス金型の検討、設計をする。

  2. バリ厚の影響がなくなり、製品精度が向上。

ウエストレス製法

bottom of page